細川重男著作目録
著書1
- 『鎌倉政権得宗専制論』(吉川弘文館、2000年1月)
- 『鎌倉北条氏の神話と歴史−権威と権力−』(日本史史料研究会研究選書1、日本史史料研究会、2007年10月)
- 『討論 鎌倉末期政治史』(秋山哲雄氏との共著)(日本史史料研究会第一回研究報告会成果刊行物、日本史史料研究会、2009年5月)
- 『鎌倉幕府の滅亡』(歴史文化ライブラリー316、吉川弘文館、2011年3月)
- 『北条氏と鎌倉幕府』(講談社選書メチエ493、講談社、2011年3月)
- 『頼朝の武士団 将軍・御家人たちと本拠地・鎌倉』(歴史新書y031、洋泉社、2012年8月)
- 『執権 北条氏と鎌倉幕府』(講談社学術文庫、講談社、2019年10月)
- 『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』(朝日新書841、朝日新聞出版、2021年11月)
- 『論考 日本中世史─武士たちの行動・武士たちの思想─』(日本史史料研究会監修)(日本史史料研究会ブックス007、文学通信、2022年2月)
- 『鎌倉幕府抗争史 御家人間抗争の二十七年』(光文社新書1211、光文社、2022年7月)
- 『宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争』(朝日新書876、朝日新聞出版、2022年8月)
著書2
- 『黄蝶の夏 鎌倉−1247−宝治合戦』(同人誌、群雄堂書店、2003年12月、筆名「東崇」)
- 『室町幕府開創期のあれやこれや−ほぼ年代記−』(同人誌、中世内乱研究会選書1、中世内乱研究会、2017年5月)
- 『蒼天の武士団』(同人誌、中世内乱研究会選書2、中世内乱研究会、2023年12月)
編著
- 『鎌倉将軍・執権・連署列伝』(日本史史料研究会監修)(吉川弘文館、2015年11月)
論文
- 「内管領長崎氏の基礎的研究」(『日本歴史』479、1988年4月)
- 「秋田城介安達時顕」(『白山史学』24、1988年4月)
- 「嘉元の乱と北条貞時政権」(『立正史学』69、1991年3月)
- 「嘉暦の騒動と北条高時政権」(『白山史学』27、1991年4月)
- 「得宗家の先例と官位」(立正大学大学院文学研究科『大学院年報』8、1991年)
- 「『弘安新御式目』について」上(『東洋大学大学院紀要』29、1992年)
- 「『弘安新御式目』について」下(『東洋大学大学院紀要』30、1993年)
- 「得宗家執事と内管領」(田中健夫編『前近代の日本と東アジア』、吉川弘文館、1995年1月)
- 「諏訪左衛門入道直性について」(『白山史学』32、1996年4月)
- 「尾藤左衛門入道演心について」(『立正史学』80、1996年9月)
- 「得宗家公文所と執事−得宗家公文所発給文書の分析を中心に−」(『古文書研究』47、1998年4月)
- 「政所執事二階堂氏の家系」(鎌倉遺文研究会編『鎌倉時代の社会と文化』、鎌倉遺文研究2、東京堂出版、1999年4月)
- 「北条得宗家成立試論」(本郷和人氏との共同執筆論文)(『東京大学史料編纂所研究紀要』11、2001年3月)
- 「相模式部大夫殿−文永九年二月騒動と北条時宗政権−」(再興中世前期勉強会会報『段かづら』2、2002年3月)
- 「飯沼大夫判官と両統迭立−「平頼綱政権」の再検討−」(『白山史学』38、2002年4月)
- 「得宗専制政治の論理−北条時宗政権期を中心に−」(『年報 三田中世史研究』9、2002年10月)
- 「御内人と鎌倉期武家の主従制」(『思想』969、2005年1月)
- 「鎌倉幕府後期政治史研究の現状と課題」(『歴史評論』714、2009年10月)
- 「摂津と京極−鎌倉・室町両武家政権支配層の相違点−」(阿部猛編『中世政治史の研究』、日本史史料研究会、2010年9月)
- 「「霜月騒動」再現」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』17、2011年1月)
- 「御内人のこと」(興風談所設立三十周年記念特集『興風』23、2011年12月)
- 「御内人諏訪直性・長崎円喜の俗名について」(『信濃』64-12、2012年12月)
- 「鎌倉期の血縁、婚姻関係」(関幸彦編『武蔵武士団』、吉川弘文館、2014年3月)
- 「足利尊氏は「建武政権」に不満だったのか?」(日本史史料研究会監修、呉座勇一編『南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで』、歴史新書y061、洋泉社、2016年7月)
- 「鎌倉幕府と相模武士−御内人を中心に−」(関幸彦編『相模武士団』、吉川弘文館、2017年9月)
- 「関東申次成立前史」(日本史史料研究会監修、神田裕理編『伝奏と呼ばれた人々−公武交渉人の七百年史−』、ミネルヴァ書房、2017年12月)
- 「はじめに−新たな鎌倉幕府研究の礎をめざして−」(日本史史料研究会編『将軍・執権・連署 鎌倉幕府権力を考える』、吉川弘文館、2018年2月)
- 「いわゆる「騎馬武者像」の花押について」(『中世内乱研究会会報』創刊号、中世内乱研究会、2024年11月)
コラム
- 「下総の子犬の話」(『古文書研究』52、2000年11月)
- 「『鎌倉政権得宗専制論』 著者細川重男氏よりの御返事」(『傘松』693、2001年6月)
- 「西念奔る」(『文献と遺跡』2、2004年4月)
- 「不死身の人々」(『近畿化学工業界』625、2005年5月)
- 「その男たち、凶暴につき」(『歴史の争点 武士と天皇』、別冊歴史読本20〈30-18〉、新人物往来社、2005年9月)
- 「武士の名前はなぜ、うざい?」(『歴史の争点 武士と天皇』、別冊歴史読本20〈30-18〉、新人物往来社、2005年9月)
- 「関東武内宿禰伝説 武家と神話」(『歴史の争点 武士と天皇』、別冊歴史読本20〈30-18〉、新人物往来社、2005年9月)
- 「御家人制の変質と鎌倉幕府の倒壊」(『歴史の争点 武士と天皇』、別冊歴史読本20〈30-18〉、新人物往来社、2005年9月)
- 「狼たちの夢 山名時氏の生きざま」(『歴史の争点 武士と天皇』、別冊歴史読本20〈30-18〉、新人物往来社、2005年9月)
- 「綸旨をください 天皇と戦争」(『歴史の争点 武士と天皇』、別冊歴史読本20〈30-18〉、新人物往来社、2005年9月)
- 「発表講座」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』2、2008年3月)
- 「『延慶三年記』のこと」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』3、2008年5月)
- 「Who is 大井入道?」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』4、2008年8月)
- 「降臨の時」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』5、2008年12月)
- 「莫若」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』6、2009年2月)
- 「家督」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』8、2009年6月)
- 「文士」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』11、2009年12月)
- 「さだたか」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』12、2010年3月)
- 「ナンのヒネリも無い書名」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』15、2010年8月)
- 「鎌倉御家人の実像」(『本』417、講談社、2011年4月)
- 「たった二行の文章から」(『本郷』93、吉川弘文館、2011年5月)
- 「鎌倉北条家 幕府滅亡の日に就任した最後の執権」(『歴史読本』10月号〈56-10〉、新人物往来社、2011年10月)
- 「鎌倉北条家 幕府滅亡の日に就任した最後の執権」(『歴史読本』編集部編『消えた名家・名門の謎』、新人物文庫、新人物往来社、2012年2月)
- 「「暴れっぱなし」の七十九年」(『日本歴史』776、2013年1月)
- 「ある軍記物の幻影」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』28、2015年3月)
- 「茶筅1コくださいな」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』28、2015年3月)
- 「乗り合い殺人事件−鎌倉後期における御家人制の実状−」(日本史史料研究会編『日本史のまめまめしい知識』1、日本史史料研究会ぶい&ぶい新書0001、岩田書院、2016年5月)
- 「怒って、そっこー! 殴り込み」(日本史史料研究会編『日本史のまめまめしい知識』2、日本史史料研究会ぶい&ぶい新書0002、岩田書院、2017年5月)
- 「ゴッド・ファーザーの意地」(日本史史料研究会編『日本史のまめまめしい知識』3、日本史史料研究会ぶい&ぶい新書0003、岩田書院、2018年9月)
- 「「鎌倉殿の13人」後に起こった幕府権力を賭けた戦い」(『一冊の本』2022年9月号、朝日新聞出版、2022年9月)
- 「北条時尚のこと」(『中世内乱研究会会報』創刊号、中世内乱研究会、2024年11月)
自著解説
- 『論考 日本中世史: 武士たちの行動・武士たちの思想』(文学通信)」(ALL REVIEWS 2022年2月21日)
雑誌記事
- 「鎌倉幕府と執権政治の謎」(『歴史人』2020年4月号、ABCアーク、2020年3月)
- 「北条執権体制が確立された承久の乱」(『歴史人』2020年10月号、ABCアーク、2020年9月)
- 「源義経はなせ頼朝と戦わなければならなかったのか?」(『歴史人』2021年7月号、ABCアーク、2021年6月)
- 「北条氏の出自を考える」(『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 鎌倉殿の13人 北条義時とその時代』、NHK出版、2022年1月)
- 「十三人の宿老の顔ぶれを全詳解!」(『歴史人』2022年2月号、ABCアーク、2022年1月)
- 「打倒平氏の狼煙を上げた源頼朝の決断!」(監修)(『歴史道』vol.19、朝日新聞出版、2022年1月)
- 「鎌倉幕府の北条氏」(時空旅人別冊『鎌倉殿 源氏三代と13人の武士』、三栄、2022年2月)
- 「二月騒動と北条時宗の覚悟」(『歴史人』2022年12月号、ABCアーク、2022年11月)
- 「北条得宗家の台頭と宝治合戦」(『歴史人』2022年12月号、ABCアーク、2022年11月)
- 「鎌倉幕府を滅亡へと導いた御恩と奉公の崩壊」(『歴史道』vol.24、朝日新聞出版、2022年11月)
- 「蒙古襲来! 鎌倉武士たちの悲壮なる戦いと傷だらけの勝利」(監修)(『歴史道』vol.24、朝日新聞出版、2022年11月)
- 「屈指の豪族・三浦氏はなぜ、執権に討伐されたのか」(『歴史街道』令和5年10月号、PHP研究所、2023年9月)
講演録
- 「鎌倉幕府と北条氏−北条時頼・時宗の時代を中心に−」(『興風』20、2008年12月)
- 「宝治合戦と幻の軍記物」(『三浦一族研究』19、2015年3月)
史料注釈
- 「弘長元年五月条」(『吾妻鏡』注釈)(『文献と遺跡』2、2004年4月)
書評
- 「書評 野村育世著『北条政子 尼将軍の時代』」(『総合女性史研究』18、2001年3月)
- 「書評と紹介 北条氏研究会編『北条氏系譜人名辞典』」(『日本歴史』649、2002年6月)
- 「書評と紹介 永井晋著『金沢貞顕』(人物叢書)」(『日本歴史』672、2004年5月)
- 「書評 七海雅人著『鎌倉幕府御家人制の研究』(『日本史研究』517、2005年9月)
- 「書評と紹介 岡田清一著『鎌倉幕府と東国』」(『国史学』190、2006年11月)
- 「書評 秋山哲雄著『北条氏権力と都市鎌倉』」(『史学雑誌』117-7、2008年7月)
- 「書評と紹介 森幸夫著『六波羅探題の研究』」(『日本歴史』723、2008年8月)
- 「書評と紹介 永井晋著『金沢北条氏の研究』」(『古文書研究』66、2008年9月)